大阪のお勧め旅館

大阪エリア情報  |

大阪観光で宿泊というと此花のユニバ(USJ=ユニバーサルスタジオジャパン)の周辺とか、梅田やなんば、中之島界隈のシティホテルなどが、定番ですが、これは市内観光が前提なもの。まさか大阪府内で旅館がある大自然残る地なんてないだろうというのがイメージだと思いますが、実はあるんです。
それがあるのは、府南部の千早赤阪村の金剛山にあります。

金剛山は標高1125mの奈良県御所市との境にある山です。金剛山は大化の改新の時代から修験道の総本山として知られているで府内最高峰でもあります。山頂には創建1400年の転法輪寺をはじめ、山麓には楠正成ゆかりの地や、南北朝時代に後村上天皇が御座所にした観心寺などが点在し、山腹には遊園地やキャンプ場、マス釣り場などが点在しています。

特に楠正成生誕の地は明治帝、大正天皇、皇太子時代の昭和天皇をはじめ、大久保利通や木戸孝充、伊藤博文などの偉人達も訪れている地です。
わずか数百で籠城し、十万を超える鎌倉幕府の軍勢を追い返した千早城は日本の歴史史上、防衛に成功した籠城戦の最長記録でもあり、その千早城址や、上赤阪城、下赤阪城、国見城などの出城の城址が残されています。そんな金剛山の中腹には、千早赤阪村村営の旅館があります。香楠荘という宿泊施設です。

経営は大手うどん屋チェーンに委託されているのですが、総檜風呂を有し、冬は雪化粧になり、夏は緑に包まれ、豪華な川魚を中心にした懐石料理を堪能できるわりには、公営ということもあり、比較的安価な宿泊料金で泊まることができます。他県民にはあまり宣伝していないのか、宿泊客の殆どは府民ですが、他県民も同料金で宿泊できます。このホテルのテラスから遠くに見下ろす海に浮かぶ関空に照らされる夕日は絶景です。

« »

店舗設計大阪.comメニュー