大阪の美容院事情

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A Japanese hairdresser, cutting woman's hair in Tokyo, Japan.

※この記事は、2021年7月8日に追記更新しました

ヘアメイクの流行の発信地といわれている東京、美容にかける金額が全国トップといわれている名古屋、そしてビューティー都市といわれている福岡。このように美容やヘアメイクにおいて有名な都市はいくつもありますが、大阪も負けてはいません。心斎橋・アメリカ村を闊歩する個性的なファッションに身を包んだ若者、そして美容院軒数が東京に次いで全国第2位、その数は15,000店舗以上というデータがあることからも、ほかの都市に負けないくらい美に対する探究心、努力を惜しまないといえるでしょう。

大阪で、美容院が生き残っていくために必要なこととは

前述の通り、東京に次いで美容院の店舗数が多い大阪。その数は年々増え続けているものの、ほかの都市と同様に少子高齢化や人口減少などから、美容院の利用客は年々減り続けているのが現状です。顧客獲得などの競争率も高い市場となっています。競争率の高い大阪で、どうやって生き残っていけばいいのか、それは固定客(リピーター)を作ることが一番重要だといえるでしょう。

では、どうやってリピーターを作ればいいのか。お客様がまた来てくれる美容院とは一体どんな美容院でしょうか。その答えは、技術力の高さはもちろんですが、お客様の満足度を高める接客技術といえるのではないでしょうか。

お客様に似合う髪形は、人それぞれ違いますよね。またお客様の好みにも違いがあります。美容院では、お客様の期待通りの髪形をご提供するだけではなく、よりお客様が気に入るように考え、工夫することが大切です。そのためには、お客様との会話の中から好みやライフスタイルなどを見出し、それに合った髪形を提案します。その方がお客様の満足度も高く、顧客もつくはずです。

大阪という土地の持つ「気質」を理解することが重要

大阪には「隣の人は皆友達」という言葉があるように、大阪人は人懐こい気質であることが知られています。お客様の満足度を高めてあげられれば、大阪の人なら、どこの美容院でカットしてもらったのかなどつい人に話してしまうでしょう。そういったことから、徐々に口コミが広がり、関西独自のネットワークで美容院の顧客の増加にもつながるのではないでしょうか。

もしも大阪で美容師として働きたいなら、美容師について学習する段階ですでに大阪に住んでいると、ちょっとしたアドバンテージになりますよ。なぜなら大阪でどんなファッションやヘアスタイルが流行しているのか、他の地域に住んでいるよりも分かりやすいためです。

トレンドは、その土地により違いが出ます。同じ年の同じシーズンのトレンドを見ても、東京、名古屋、福岡、そして大阪で、必ず違いがあるはずです。それはそこに住む人たちの気質であったり、また気候の違いからくる季節感の違いだったりと、様々な要因により生じます。トレンドの影響を大きく受ける美容師という職業は、そうした地域ごとの特性をよく理解し、その土地に暮らす人たちに求められる髪型を提供しなければなりません。

学ぶなら、より実践的な美容学校を選びましょう

技術力が高く、コミュニケーション能力の高い美容師を目指すための専門性の高い美容学校が、大阪には数多く存在しています。中でも大阪のターミナル駅でもある大阪(梅田)駅から徒歩3分とアクセスの良い場所にある大阪モード学園なら、単なるカット技術だけでなく、プロとして活躍していくための職業的な能力も培うことができます。美容師になるための勉強と共に、大阪人のコミュケーション能力の高さ、たくましさを学ぶことは、顧客の途絶えない美容室の一員になるための、大きな助けになるでしょう。

人との繋がりがとても大切であることはどんな仕事にも言えます。その中でも美容師は、人との距離感が近い職業の1つであると言えます。特に商いの町、大阪で生き残るにはセンスと技術、そして愛嬌が不可欠です。実践的な技術に加えて接客術も学べる現場即戦力育成のモード学園なら、大阪で美容師として生き残るための力が身につくでしょう。

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