独立開業準備

起業をする上で大切なのが、起業はリスクを伴うということを理解してしっかりと準備しておくことです。独立して自分で仕事をしていこうと思っている人は多くの場合、やる気に満ち溢れていると思います。それ自体はいいことなのですが、やる気があるがゆえに起業すればうまくいくと思い込み、必要な準備を怠ってしまう場合があります。

まず重要なのは、うまくいった場合だけでなくうまくいかなかった場合のことも考えておくということです。最低でも3ヶ月程度、出来れば半年は収入がなくても困らないくらいの資金を準備する必要があります。それはビジネスを始めるための資金とは別に用意します。更に、生活費を稼ぐための仕事だけは最低限用意しておくことです。例えば開いた店の営業時間外や、休日などを利用してバイトを行うといったことです。

独立するのに何故仕事を準備しておく必要があるのかと思われるかも知れません。しかし、最初からビジネスがうまくいくという保証はどこにもありません。いざ起業した後になって、生活が苦しくなりビジネスを続けていくことが難しくなってしまうことも考えられます。最低限の収入が保証されることによって生活費を気にしなくて良くなり、時間的にも精神的にも余裕が生まれるのです。

会社設立の準備と商号

会社は定款を作成し、認証を得た後、法務局で登記を行う事で会社設立が完了します。いくつかの書類を作成したり、物を揃えたり、書類を申請するなどをしてようやく会社設立が完了する事になります。
会社を作ろうと考えた時、最初に出来る事は何か無いのかを考える事で、スムーズに会社設立が出来るとも言えます。

まず、会社を作る場合は、会社の商号や事業目的を決める必要があります。
会社の商号と言うのは、会社の社名の事を意味しているのですが、これは定款に中に記載をする必要がありますので、準備として考えておくべきことの1つでもあるのです。

また、事業目的と言うのは、会社で行う事業がどのようなことになるのかと言うもので、事業目的についても、定款の中に記載をしますので、準備として考えておく事で、定款の作成や認証をスムーズに行う事が可能になります。

尚、従来の会社法の中では、類似商号の禁止と言う措置があり、会社設立を行う前には、商号と事業目的などの調査を法務局で行う事が必須となっていました。しかし、新会社法の中では、類似商号も認可されているのです。
しかしながら、同一の商号で、尚且つ同じ事業目的の会社が近くにあれば何かとトラブルになりますので、準備として商号などの調査を行っておくと安心と言えるのです。

商売繁盛祈願も忘れずに

491664975商売繁盛で有名な寺社は全国にたくさんあります。特に有名なのは東京港区の豊川稲荷、江東区の富岡八幡宮、新宿の花園神社、鎌倉の鶴岡八幡宮、神田明神などです。
京都には恵比須神社、八坂神社、お稲荷様の総本社である伏見稲荷などがあります。下京区の繁盛神社はその名のとおり商売繁盛にご利益があります。

 

左京区の満足稲荷神社は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に勝戦祈願をしたところ初戦は連戦連勝で大いに満足したことが社名の由来です。のちに伏見から左京区に移されると神社周辺が繁盛し商家も繁盛したことから商売繁盛の神社として信仰されるようになったのです。
稲荷は日本人の主食であるコメの稲に宿る精霊を表す植物神であることから、命の根の神様として五穀豊穣のパワーがありそこから広く知られる商売繁盛の守護人となったといわれています。

golden buddha

 

新しくお店を開店するときなど商売繁盛を願って願掛けをすることも多いのです。塩断ち、茶断ち、禁煙などの苦行や試練をかけることがあります。お店の開店のときには忙しいのでお百度参りは無理でしょう。願いがかなったら願果たしの祝宴を開くのが一般的のようです。こうして自社の近くにある飲食店なども商売繁盛になるわけです。

 

個人的には仏像が最近欲しいのですが、そんな現代の名工が作った的なものにはさすがに手が出ません。厄払い的なことを期待しつつ、お店に飾るオブジェとして考えています。色々探して、いいなと思ったのが三宝堂の仏像通販です。こちら仏像の専門店ではないのですが、いい感じの仏像がラインナップされてます。そのほか縁起物などお店のオブジェとしても使えそうなアイテムが売ってますね。

居抜き物件で低コスト開業

Blurred Modern Kitchen Appliance Equipment Interior perspective in Hotel

新規開業にてお店を開こうとすると色々な障害があります。一番の大きな障害としては、費用の問題が大きくあります。
これは、どのオーナーに対しても同じ事がいえるのですが、開店費用を抑えて仕入れのコストや開店後の運用費用に当てたいと考えるからです。

お店を始めるに当たり、色々な機材が必要になりますが、小売店によってはその一つにバーコードスキャナ&プリンターがあると思います。
バーコードスキャナ&プリンターは日常的にコンビニなどでの打ち込みに用いるのを見る機会も多いと思います。もしくは宅配便の業者でもこのバーコードスキャナ&プリンターが用いられる機会は多いですよね、実はこのスキャナ&プリンターはピンキリでお値段が違います。性能差といえばそれまでですが。
結局の所、何がしたいか用途と環境によって導入すべき製品は変わるのでこちらのバーコードスキャナ&バーコードプリンター専門家に相談するのが理想でしょう。

できるだけコストを抑えるのであれば、居抜き物件を利用すると良いかもしれません。
居抜き物件と言うのは、例えばラーメン店であれば、以前ラーメン店やウドン店を営業した店舗の物件を改装する前の状態で入る事をいいます。
例えば、事務所の物件に対してラーメン店を開こうとした場合には、新たに水道の配管やカウンターの設置をするなど大規模な改装が必要になります。
この為費用が大きく変わります。

でも以前にラーメン店を経営した店舗に対して入居するとなると、新たな水道施設の配置やカウンターの設置に関して費用を抑えることができます。
また、中古を利用しているというイメージではなく、壁紙などの外観を変更する事により新品を導入したかの様に感じます。
物件によっては、冷蔵庫やガスレンジなども流用できるケースがありますので、さらに費用を抑えることができます。
このような物件を利用して安定した経営を目指すとよいでしょう。

賃貸事務所を借りよう

独立開業時、自宅をオフィスとして開業することは多くあります。開業届を出すだけで済みますし、家賃も掛かりません。しかし、自宅の住所を名刺やホームページに記載しなければならなかったり、打ち合わせの際には場所を探さなければなりません。ノーリスクではありますが、ノーリスクだからこそ社会的な信用はあまり伴いません。自宅で作業ができるような簡単な仕事であればいいのですが、アルバイトで食べていくために独立開業するわけではないはずです。

その日暮らしにならないためにも、事務所はきちんと借りることをお勧めします。実際に、私の周りにも独立して個人事業主として活動を始めた人は多くいましたが、結局はサラリーマンに戻っています。独立開業を甘く見たというよりも、独立開業する覚悟が大してなかったように思います。最初からローリスクで儲けられないことは分かっていたはずですし、自分を奮起させる材料としても賃貸事務所を契約しておくべきだったのではと思います。

さて、そんな賃貸事務所は、当然ながら毎月のコストが発生します。事務所の間取りや住所などによって家賃はさまざまですが、安かろうと狭かろうと最初はどんなところでもいいと思います。そこから大きくしていくことが会社の目標のはずです。

賃貸オフィスのメリットは何と言っても信用性が高いということです。以前、知人で自宅の〇〇アパートを事務所として登記した人は、名刺には〇〇ビルと書いていました。正直、これは与信調査が入れば、今どきはGoogleストリートビューで一発でばれますし、住所を検索すればすぐに分かります。見た目を取り繕ったつもりでも余計に信用を無くすようなことをしているだけだと思いました。また、大体において事務所を実際に見せてもらいたいという会社もあります。マンションの一室でも事務所として活動しているならそれは問題ありません。日常生活と一緒の部屋を事務所と言い繕っても、二度と信用はされないでしょう。それぐらい事務所があるかないかは会社として、取引先として信用性に差が出るのです。

ただし、まだ資金がなくてどうしても借りられないという人も多いかもしれません。最近ではこんな同業者を集めて使うコワーキングスペース(大阪市)なども増えているようですから、自宅でやるよりはこういったところで作業した方が人脈にもスキルにも幅が出ると思いますよ。

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